13「町の風景・丸一本間家」 2014・06・20 北海道増毛町
14「町の風景・国稀酒造」
15「町の風景・国稀千石蔵」
16-18「町の風景」
13「町の風景・丸一本間家」
天塩国随一の豪商と呼ばれた本間泰蔵が20年の歳月を要し、明治30年代に完成させた建造物。
国の重要文化財。泰蔵の事業とは、荒物雑貨から呉服商、ニシン漁の網元、海運業、酒造業など
多岐にわたり、明治35年には各事業を統合し、丸一本間合名会社として発展したが、戦中・戦後
という激動の中で、本間家は時代の趨勢にあわせ事業を縮小していき、現在でも国稀酒造が営業
を続けています。
14「町の風景・国稀(クニマレ)酒造」
日本最北の造り酒屋、創業は明治15年。全銘柄が店頭で購入でき、試飲もできる。また、酒造り
に使用している伏流水が店の前で自由に飲むことができ、ペットボトル等で持ち帰ることも可。
因みに、宿(増毛館)の夕食には食前酒として国稀の普通酒がお猪口に1杯ついており、それも
とても旨かったので、後で調べてみたら1800ml¥1690と、信じられないほど良心的な酒だった。
15「町の風景・国稀千石蔵」
大正末期から昭和20年代まで増毛町は、ニシンの水揚げ全国一を誇り、千石場所とよばれていま
した。その当時を偲ばせるニシン船や漁具が展示されている石蔵です。
16-18「町の風景」
とにかく、すべての空間が広々としており、人の気配がなく、時間が止まったような、でもなぜか
暖かく、懐かしく、美しい町でした。(因みに、増毛町の総人口は現在4880人!)