「カタクリ 12-17」 2015・03・21 愛知県豊田市足助町・香嵐渓 ユリ科カタクリ属の多年草
カタクリが地上に顔を出すのは、本州中北部では3月、北海道では4月で、
雪解け直後に地上に顔を出し、すぐに花を咲かせる。
花はすぐに終わり、本格的な春が来る頃には葉のみとなる。
葉も6月頃には黄色くなって枯れ、それ以降は地中の球根のみとなってそのまま越冬する。
春先に花を咲かせ、夏までの間に光合成を行って地下の栄養貯蔵器官や種子に栄養素を蓄え、
その後は春まで地中の地下茎や球根の姿で過ごす・・・という生活史を持つ植物が、
落葉樹林の林床にはいくつもあり、その為、そのような森林の林床は、春先にとても
にぎやかになる。
このような一群の植物を「スプリング・エフェメラル」という。(ウィキより引用)